7.3.54. ruby_eval
¶
7.3.54.1. 概要¶
ruby_eval
コマンドはRubyスクリプトを評価して評価結果を返します。
7.3.54.2. 構文¶
このコマンドの引数は1つで必須です:
ruby_eval script
7.3.54.3. 使い方¶
ruby_eval
を使うと、mrubyがサポートしているスクリプトを実行できます。
Rubyスクリプトとして 1 + 2
という計算するだけの例です。
実行例:
plugin_register ruby/eval
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], true]
ruby_eval "1 + 2"
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], {"value": 3}]
ruby_eval
コマンドを使うには事前に ruby/eval
プラグインを登録します。
ruby_eval
コマンドは実験的なプラグインです。このコマンドは将来的に変更されるかもしれません。
7.3.54.4. 引数¶
このセクションではすべての引数について説明します。
7.3.54.4.1. script
¶
評価したいrubyスクリプトを指定します。
7.3.54.5. 戻り値¶
ruby_eval
は例外情報などのメタデータつきで評価結果を返します(メタデータはまだ実装されていないので今のところ含まれません):
[HEADER, {"value": EVALUATED_VALUE}]
HEADER
HEADER
については 出力形式 を参照してください。
EVALUATED_VALUE
EVALUATED_VALUE
はruby_script
を評価した値です。今のところ、
ruby_eval
は評価された値として数値だけサポートしています。サポートしている型は今後増えていく予定です。