2.5. CentOS

このセクションではCentOS上でGroonga関連のRPMパッケージをインストールする方法を説明します。これらのパッケージは yum でインストールできます。

32-bit用と64-bit用のパッケージを配布していますが、サーバ用途には64-bitパッケージを利用することをオススメします。32-bit用パッケージはテスト用か開発用にだけ使って下さい。32-bit用パッケージを使った場合は、中程度のサイズのデータでもメモリ不足エラーになることがあります。

2.5.1. CentOS 7

インストール:

% sudo yum install -y https://packages.groonga.org/centos/7/groonga-release-latest.noarch.rpm
% sudo yum install -y --enablerepo=epel groonga

注釈

groonga パッケージは全文検索のための最小構成パッケージです。Groongaをサーバー用途で使うなら、設定済みの追加パッケージをインストールすることができます。

サーバー用途のための2つのパッケージがあります。

  • groonga-httpd (nginxを元にしたHTTPサーバー)

  • groonga-server-gqtp (GQTPサーバー)

詳細は サーバー を参照してください。

MeCab をトークナイザーとして使いたいときは、groonga-tokenizer-mecabパッケージをインストールしてください。

groonga-tokenizer-mecabパッケージのインストール:

% sudo yum install -y --enablerepo=epel groonga-tokenizer-mecab

Munin プラグインを提供するパッケージもあります。MuninでGroongaの状態をモニターしたい場合は、groonga-munin-pluginsパッケージをインストールしてください。

groonga-munin-pluginsパッケージのインストール:

% sudo yum install -y --enablerepo=epel groonga-munin-plugins

MySQL互換のノーマライザーをGroongaのプラグインとして提供するパッケージがあります。MySQL互換のノーマライザーを使うには groonga-normalizer-mysql パッケージをインストールしてください。

groonga-normalizer-mysqlパッケージのインストール:

% sudo yum install -y --enablerepo=epel groonga-normalizer-mysql

2.5.2. ソースからビルド

Groongaをビルドするために必要なパッケージをインストールします:

% sudo yum install -y wget tar gcc-c++ make mecab-devel

ソースをダウンロードします:

% wget https://packages.groonga.org/source/groonga/groonga-13.0.0.tar.gz
% tar xvzf groonga-13.0.0.tar.gz
% cd groonga-13.0.0

configureを実行します( configure のオプションについては configure を参照してください):

% ./configure

ビルド:

% make -j$(grep '^processor' /proc/cpuinfo | wc -l)

インストール:

% sudo make install