小切手帳を管理するための第1ステップは、必要な勘定科目をセットアップすることです。
デフォルトのGnuCash
勘定科目を使用することも、自分自身でセットアップすることもできます。
どのように新規勘定科目をセットアップするかに関しては「基本最上位勘定科目」を参照してください。
別のプログラムから勘定科目をインポートする手順についてはGnuCash
マニュアルを参照してください。
必要になると思われる銀行勘定科目から始めましょう。 追跡したいと考える実在の銀行口座それぞれに対して1個のGnuCash銀行タイプ勘定科目が必要となります。 自身で勘定科目をセットアップするか、またはデフォルトGnuCash勘定科目を使用しているかに関わらず、それぞれの銀行勘定科目に対して必ず開始残高の取引を作成してください。 この金額を得る最も簡単な方法は、直近の銀行計算書の残高を開始残高として使用することです。 新規勘定科目階層のセットアップアシスタントの途中にある勘定科目情報ウィンドウで入力するか、または、手動で取引を直接勘定科目に入力することができます。 手動で取引を入力するためには、開始残高勘定科目(タイプ:純資産)から銀行勘定科目までの資金移動を入力してください。
追跡する典型的な銀行勘定科目は次の通りです。
当座預金-小切手を書く権利を提供するための制度化された口座です。
普通預金-利付きの制度化された口座です。通常は当座預金より長い期間お金を貯蓄します。
これらの銀行勘定科目に影響する共通な取引は、出金と入金です。 出金は銀行勘定科目からお金が出て行き、通常は費用勘定科目に資金移動されます。 入金は銀行勘定科目へお金が入って来て、通常は収益勘定科目から資金移動されます。 お金がどこから来てどこへ行くのかを追跡するためには、収益と費用勘定科目をセットアップする必要があります。 取引の釣り合いを保つためには、合計金額が同じになるように、少なくとも一つのある勘定科目から、少なくとも一つの他の勘定科目まで資金移動する必要があることを忘れないでください。 よって、当座預金勘定科目に入金するなら、資金移動元の勘定科目を入力しなければいけません。 また、当座預金勘定科目から支払いを行うなら、資金移動先の勘定科目を入力しなければいけません。