名前

auto-multiple-choice-imprime — AMC試験問題用紙を受験者に配布できるように印刷する

概要

auto-multiple-choice imprime --sujet subject.pdf --fich-nums numbers-file.txt --data data-dir --methode method [where-to-print-arguments...]

Description

auto-multiple-choice imprimeコマンドは選択した試験問題用紙を印刷します。

印刷内容の指定

以下の引数により、印刷対象を指定します:

--sujet subject.pdf

auto-multiple-choice-prepare(1)で作成された)試験問題ファイルを設定します。

--fich-nums numbers-file.txt

印刷する試験問題番号が(各行に一つ)書かれたファイルを指定します。この引数が指定されなければ、すべての試験問題が印刷されます。

--data data-dir

データファイルがあるディレクトリを指定します(auto-multiple-choice-meptex(1)などを参照してください)。データディレクトリのレイアウトデータベースは一つの試験問題が何ページ目から何ページ目まであるかを知るのに使われます。

--split

別紙答案用紙を別に印刷します。

--answer-first

別紙答案用紙が最初に来るようにソートします。

印刷方法の指定

いくつかの印刷方法が定義されています:

  • --methode CUPSを用いると、 auto-multiple-choice imprimeはCUPSプリンタに印刷します。試験問題ごとに自動ステープルなどができるように1部につきプリントジョブを1件送ります。この方法では、以下のオプションを使用してください:

    --imprimante printer

    印刷するCUPSプリンタ名を設定します。

    --options cups-options

    CUPSオプションをopt1=value1,opt2=value2,...の形式で指定します。

  • --methode fileを用いると、auto-multiple-choice imprimeは試験問題用紙をファイルに(1部につき1個)出力します。

    --output filename

    出力するファイル名を設定します。%eというシーケンスがあれば4桁の試験問題番号に置換されます。filename%eを含んでいない場合、-%e.pdfという文字列が付け足されます。

  • --methode commandを用いると、auto-multiple-choice imprimeは試験問題1部ごとに指定したコマンドを使用します。

    --print-command command

    印刷に使用するコマンドを指定します。commandの文字列は(引用符を使用していても)空白文字の場所で区切られます。%fというシーケンスは(印刷する試験問題を含んだ)PDFファイル名に置換され、%eは試験問題番号に置換されます。

その他のオプション

他に次のオプションが使用可能です:

--extract-with command

試験問題PDFからページを抽出するためのコマンドを指定します。現在、pdftkgsまたはqpdfが指定可能です。デフォルトはpdftkですが、インストールされていなければqpdfgsの順に使用されます。