名前

auto-multiple-choice-export — AMC選択式試験問題の採点結果をエクスポートする

概要

auto-multiple-choice export --data project-data-dir --module module --fich-noms students-list.csv [--noms-encodage list-encoding] --o output-file

解説

auto-multiple-choice exportコマンドは、AMC選択式試験から採点結果をエクスポートします。

--data project-data-dir

データファイルがあるディレクトリを指定します(auto-multiple-choice-meptex(1)などを参照してください)。

--module module

エクスポート用のモジュールを選択します。AMCの標準ディストリビューションに付属しているモジュールは下記を参照してください。

--fich-noms students-list.csv

受験者名簿ファイル名を設定します。

--noms-encodage list-encoding

students-list.csvのエンコーディング(デフォルトはutf-8)を選択します。

--o output-file

出力ファイル名を指定します。

--option-out options

選択したモジュールのオプションをkey=valueの形式で指定します(各モジュールで使用できるオプションは下記を参照してください)。複数のオプションを指定する場合は、--optionを複数回使用してください。

--sort sort-type

受験者名をsort-typeに従って並べ替えます。sort-typelなら、並べ替えに受験者名簿の行番号を用います。sort-typemなら、並べ替えに得点(得点が等しければ受験者名)を用います。sort-typeiなら、並べ替えに受験番号を用います。sort-typenなら、並べ替えに受験者名(等しければ名簿の行番号)を用います。

--useall all

all0か空なら、スキャンした答案のある受験者のみが出力されます。all1なら、受験者名簿にある全受験者が出力されます。

モジュール

OpenDocument

--module odsとすると、OpenDocument(OpenOfficeやLibreOfficeなどで用いられる形式)が生成されます。以下のオプションが認識されます:

nom

シートの先頭に表示される試験の名称を指定します。

code

タブ名に使用される試験の略称を指定します。

columns

受験者ごとに追加するカラムのリストを設定します。デフォルト値はstudent.key,student.nameです。

stats

trueなら、設問の統計表が追加されます。

statsindic

trueなら、採点対象外設問の統計表が追加されます。

CSV

--module CSVとすると、CSVファイルが生成されます。以下のオプションが認識されます:

columns

受験者ごとに追加するカラムのリストを設定します。デフォルト値はstudent.copy,student.key,student.nameです。

decimal

小数点(デフォルトはピリオド)を設定します。

encodage

出力に用いるエンコーディング(デフォルトはutf-8)を設定します。

separateur

カラム間の区切文字(デフォルトはカンマ)を設定します。

entoure

文字列を囲む文字(デフォルトは二重引用符)を指定します。

ticked

空でなければ、CHECKED:で始まる名前のカラムが追加され、各答案でどのボックスがマークされているか表示されます。これは、採点をもっと柔軟に行いたい場合に、外部プログラムがマークされたボックスの情報を得るのに使うことができます。ボックス3と4がマークされている場合、01という値を指定すれば0;0;1;1;0となり、ABという値を指定すればCDとなります。

List

--module Listとすると、受験者ごとの得点の一覧がPDFファイルで生成されます。以下のオプションが認識されます:

pagesize

ページサイズです。デフォルト値はa4です。

nom

ページの先頭に表示する試験の名称を指定します。

ncols

カラム数です。デフォルト値は2です。

decimal

小数点(デフォルトはピリオド)を設定します。