7.3.20. defrag

7.3.20.1. 概要

defrag コマンドは指定されたオブジェクトのフラグメンテーションを解消します。

Groonga組込コマンドの一つであるdefragについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力 、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。

defragは、対象となるオブジェクト(データベースか可変長サイズカラム)を指定し、オブジェクトのフラグメンテーショ ンを解消します。

7.3.20.2. 構文

defrag objname threshold

7.3.20.3. 使い方

開いているデータベースのフラグメンテーションを解消する:

defrag
[300]

テーブル名 Entry のカラム body のフラグメンテーションを解消する:

defrag Entry.body
[30]

7.3.20.4. 引数

objname

対象となるオブジェクト名を指定します。空の場合、開いているdbオブジェクトが対象となります。

7.3.20.5. 戻り値

[フラグメンテーション解消を実行したセグメントの数]

フラグメンテーション解消を実行したセグメントの数

フラグメンテーション解消を実行したセグメントの数を返す。