7.3.19. define_selector

7.3.19.1. 概要

define_selector - 検索コマンドを定義

Groonga組込コマンドの一つであるdefine_selectorについて説明します。組込コマンドは、groonga実行ファイルの引数、標準入力、またはソケット経由でgroongaサーバにリクエストを送信することによって実行します。

define_selectorは、検索条件をカスタマイズした新たな検索コマンドを定義します。

7.3.19.2. 構文

define_selector name table [match_columns [query [filter [scorer [sortby
                [output_columns [offset [limit [drilldown [drilldown_sortby
                [drilldown_output_columns [drilldown_offset [drilldown_limit]]]]]]]]]]]]]

7.3.19.3. 使い方

テーブルEntryの全レコード・全カラムの値を出力するselectorコマンドを定義します。:

define_selector entry_selector Entry
[true]

7.3.19.4. 引数

name

定義するselectorコマンドの名前を指定します。

table

検索対象のテーブルを指定します。

match_columns

追加するselectorコマンドのmatch_columns引数のデフォルト値を指定します。

query

追加するselectorコマンドのquery引数のデフォルト値を指定します。

filter

追加するselectorコマンドのfilter引数のデフォルト値を指定します。

scorer

追加するselectorコマンドのscorer引数のデフォルト値を指定します。

sortby

追加するselectorコマンドのsortby引数のデフォルト値を指定します。

output_columns

追加するselectorコマンドのoutput_columns引数のデフォルト値を指定します。

offset

追加するselectorコマンドのoffset引数のデフォルト値を指定します。

limit

追加するselectorコマンドのlimit引数のデフォルト値を指定します。

drilldown

追加するselectorコマンドのdrilldown引数のデフォルト値を指定します。

drilldown_sortby

追加するselectorコマンドのdrilldown_sortby引数のデフォルト値を指定します。

drilldown_output_columns

追加するselectorコマンドのdrilldown_output_columns引数のデフォルト値を指定します。

drilldown_offset

追加するselectorコマンドのdrilldown_offset引数のデフォルト値を指定します。

drilldown_limit

追加するselectorコマンドのdrilldown_limit引数のデフォルト値を指定します。

7.3.19.5. 戻り値

[成功かどうかのフラグ]

成功かどうかのフラグ

エラーが生じなかった場合にはtrue、エラーが生じた場合にはfalseを返す。

7.3.19.6. 参考

grn_expr