7.3.15. config_delete

7.3.15.1. 概要

バージョン 5.1.2 で追加.

config_delete コマンドは指定した設定項目を削除します。

7.3.15.2. 構文

このコマンドの引数は1つで必須です:

config_delete key

7.3.15.3. 使い方

以下は alias.column 設定項目を削除する例です。

実行例:

config_set alias.column Aliases.real_name
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], true]
config_get alias.column
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], "Aliases.real_name"]
config_delete alias.column
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], true]
config_get alias.column
# [[0, 1337566253.89858, 0.000355720520019531], ""]

以下は存在しない設定項目を削除する例です。

実行例:

config_delete nonexistent
# [
#   [
#     -22,
#     1337566253.89858,
#     0.000355720520019531,
#     "[config][delete] failed to delete",
#     [
#       [
#         "grn_config_delete",
#         "config.c",
#         166
#       ]
#     ]
#   ],
#   false
# ]

config_delete は存在しない設定項目を削除しようとするとエラーを返します。

7.3.15.4. 引数

このセクションではすべての引数について説明します。

7.3.15.4.1. 必須引数

必須の引数は1つです。

7.3.15.4.1.1. key

対象設定項目のキーを指定します。

最大キーサイズは4KiBです。

キーには空文字列を使うことはできません。

7.3.15.4.2. 省略可能引数

省略可能な引数はありません。

7.3.15.5. 戻り値

config_delete コマンドは設定項目の削除に成功したかどうかを返します。:

[HEADER, SUCCEEDED_OR_NOT]

7.3.15.5.2. SUCCEEDED_OR_NOT

コマンドの実行が成功するとtrueを返します。失敗するとエラーとしてfalseを返します。

7.3.15.6. 参考